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本事業について

産地連携推進事業について

食品産業は国産農林水産物の約7割を扱う業界であり、国民生活を支える食料システムの一員として、生産者(産地)が生み出す農林水産物に付加価値を加えて消費者へ提供するなど、食料の安定供給や地域経済に重要な役割を担っています。しかし、国際的な紛争や気候変動、円安などの影響で、輸入原材料の調達リスクが高まるなか、持続可能な食料システムの構築には、国産農林水産物による長期安定的な原材料調達が求められています。一方で、国内の農林水産業は高齢化や担い手不足による生産力の低下、気候変動などによる生産の不安定化、輸入農林水産物との競合激化などの課題を抱えています。

こうした食品事業者と生産者(産地)の双方が抱える課題の解決に向けた新たな取り組みが「産地連携推進事業」です。食品事業者と生産者(産地)が「産地連携フォーラム」を形成することで、新たな連携を生み出し、食品事業者にとっては国産原材料の長期安定的な調達を推進するとともに、生産者にとっては産地の振興、経営の安定、国産農林水産物の生産拡大につなげていくことを目指しています。「産地連携フォーラム」では、連携に必要な情報を提供していきます。より多くの食品事業者と生産者の皆様のご参加をお待ちしております。

ロゴに込めた思い

「建物の四角=事業者」と「農産物をイメージした丸=生産者」をモチーフとし、両者が対話し、連携しながら新しい価値を生み出す姿を「M」の形で表現しました。 

ロゴには「MARRIAGE」という言葉を入れています。
Make Agriculture Resilient and Revitalize Initiatives and Actions of Grocery Enterprise」 ~農業の活力を取り戻し、食品企業の率先した動きを活性化する~
という思いを込めています。

私たちが目指すのは、生産者と食品事業者の新しい関係性です。双方の思いが結び付き、未来をともに歩むパートナーとなること。
「MARRIAGE」にはそのような思いが込められています。